発音

英語の音節(syllable)の数え方と強勢|英語らしいリズムを作る発音練習

「バナナ」は日本語では3拍ですが、英語の banana は3音節で、しかも真ん中だけを強く読みます。英語らしい発音の土台は音節の数と強勢(どこを強く読むか)。数え方のルールと、A1レベルの単語・文を使った練習ドリルで身につけましょう。

公開 2024.12.23・更新 2026.10.27・DC English 編集部
英語の音節(syllable)の数え方と強勢|英語らしいリズムを作る発音練習
結論:
  • 音節 = 母音の音を中心としたまとまり(文字の数ではない)
  • 数え方:ゆっくり言いながら、あごが下がる回数や手をたたく回数で数える
  • 強勢 = 1つの音節だけを「強く・長く・高く」読む。他の音節は弱く短く(多くは schwa /ə/)
例:ba-NA-na(3音節・2番目が強勢)/HOL-i-day(3音節・1番目が強勢)

音節とは? 日本語の「拍」との違い

単語カタカナ(拍)英語の音節
strikeス・ト・ラ・イ・ク(5)strike(1)
McDonald'sマ・ク・ド・ナ・ル・ド(6)Mc-DON-ald's(3)
chocolateチョ・コ・レー・ト(4)CHOC-late(2)
opportunityオ・ポ・チュ・ニ・ティ(5)op-por-TU-ni-ty(5)
英語では子音が続いても母音を足しません。strike の「s」「t」は母音なしで一気に発音します。

音節の数え方:3つのルール

  1. 母音の「音」を数える:make は文字の母音が2つ(a, e)でも、e は発音しないので1音節
  2. 二重母音は1つ:rain の ai、boat の oa は1つの音 → 1音節
  3. -ed・-es に注意:played(1音節)/wanted(2音節:want-ed)、boxes(2音節:box-es)

練習1:単語の音節を数えよう(A1単語)

  1. box
  2. actor
  3. onion
  4. holiday
  5. festival
  6. magazine
  7. across
  8. dancer
  9. easy
  10. banana
答えを見る
  1. box — 1
  2. actor — 2(AC-tor)
  3. onion — 2(ON-ion)
  4. holiday — 3(HOL-i-day)
  5. festival — 3(FES-ti-val)
  6. magazine — 3(mag-a-ZINE)
  7. across — 2(a-CROSS)
  8. dancer — 2(DAN-cer)
  9. easy — 2(EA-sy)
  10. banana — 3(ba-NA-na)
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強勢(ストレス)の置き方

2音節以上の単語には、必ず1つ強く読む音節があります。強勢の位置で意味が変わる単語もあります。

単語名詞動詞
recordREC-ord(記録)re-CORD(記録する)
presentPRES-ent(贈り物)pre-SENT(発表する)
objectOB-ject(物体)ob-JECT(反対する)
強勢のある音節は「強く・長く・少し高く」。強勢のない音節は力を抜いて短く読みます(schwa /ə/ の解説はこちら)。

練習2:文の中のリズム(単語のまとまりと強勢)

文では、内容語(名詞・動詞・形容詞など)を強く、機能語(a, the, is, to など)を弱く読みます。「|」で区切ったまとまりごとに、大文字の部分を強く読んでみましょう。

His BIRTH-day | is in FEB-ru-ar-y.

彼の誕生日は2月です。

The AC-tor | was a-MAZ-ing.

その俳優は素晴らしかった。

We HAD | a LONG HOL-i-day.

長い休暇を過ごした。

My FA-vor-ite SPORT | is SOC-cer.

好きなスポーツはサッカーです。

練習3:強勢の位置を当てよう(答え付き)

強く読む音節はどこでしょう?

  1. teacher
  2. hotel
  3. computer
  4. photograph
  5. photographer
答えを見る
  1. TEACH-er
  2. ho-TEL(カタカナの「ホテル」と違い後ろが強い)
  3. com-PU-ter
  4. PHO-to-graph
  5. pho-TOG-ra-pher(語尾が付くと強勢が移動)

よくある質問

Q. 音節(syllable)とは?

単語の中の「母音の音を中心とした音のまとまり」です。cat は1音節、teacher は2音節(teach-er)、banana は3音節(ba-na-na)。文字の母音の数ではなく、母音の音の数で数えます。

Q. カタカナ英語と音節の数が違うのはなぜ?

日本語は子音のあとに必ず母音が付くため、strike が「ス・ト・ラ・イ・ク」(5拍)になります。英語の strike は1音節です。余分な母音を入れないことが、英語らしく聞こえるコツです。

Q. 強勢(ストレス)の位置はどう調べる?

辞書の発音記号の ˈ(アクセント記号)の直後が強く読む音節です。例:banana /bəˈnænə/ は2番目の音節が強勢。オンライン辞書の音声で確認するのも効果的です。

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